陥入爪と切断

 

 

陥入爪と切断について

陥入爪の症状が悪化して指の切断に至るというケースはかなり稀なのですが、可能性がゼロというわけではありません。

 

爪がただ皮膚に食い込むだけであれば、そこまで大きな弊害には至りませんが、更に圧迫を続けると腫れたり膿んだりしてきます。

 

そして、その傷口から細菌が入り込むことで、患部から腐ってきて最終的には切断に至るというわけです。

 

ここまで症状が悪化するまでに、途中で激痛が引き起こされるはずなので、普通の人であれば何らかの対処を行うと思われますが、だんだんと指全体がコケシのように膨れ上がる蜂窩織炎(ホウカシキエン)という症状に至ります。

 

これは傷が深く進行した状態であり、傷が骨にまで達していると抗生物質で炎症を抑えたとしても無駄で、骨を削り取らなければならなくなるのです。

 

指の骨にまで悪影響が引き起こされていると、指を切断しなければ足全体が腐ってしまう可能性もあるので、陥入爪を放置していると非常に危険であるということがお分かり頂けるでしょう。

 

指を切断しないまでも、ここまで進行すれば当然のように治るまでに時間がかかり、数ヶ月では完治に至ることはないと思われます。

 

このような状態に陥る前に、日常生活に支障が出ることは間違いないので、何も対策を打たないという方はいらっしゃらないはずです。

 

しかし、炎症が引き起こされている状態を放置していると、確実に悪化の道を辿っているので、病院できちんと診察してもらうことをおすすめします。

 

早めに病院で適切な処置を施してもらえば、たとえ炎症が引き起こされていたとしても、完治までに長い期間を要することはないはずです。

 

また、陥入爪は足だけの異常であると考えている方がいらっしゃいますが、傷口から入り込んだ細菌が血液を巡って全身に行き渡り、二次的な感染を引き起こす敗血症に至ることもあります。

 

敗血症で悩まされると、高熱を出して入院しなければならなくなり、肺や腎臓といった臓器に障害が及び、死亡に至るケースも少なくはありません。

 

特に、糖尿病を患っている方や高齢者は、このような病気になる危険性が高いので、ただの陥入爪であると甘く見ない方が良いです。

 

「病院での手術は怖い」と感じるかもしれませんが、早めに処置を施せば手術を行わなくてもワイヤーやプレートを使った矯正で、正常な爪の形に戻せることができるので、「早期発見」「早期治療」の2つをしっかりと心掛けてください。

 

 

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