陥入爪とかさぶたについて
傷ができれば時間が経つとともにかさぶたができるもので、陥入爪によって皮膚が傷つけられた場合、炎症を起こしたり化膿したりしますが、かさぶたができることで止血の役割を果たし、だんだんと傷が治っていきます。
爪の食い込み部分にかさぶたができているということで、これを無理やり剥がそうとしている方がいらっしゃいますが、これは更に症状が悪化する大きな原因となるのでやめた方が良いです。
硬くなったかさぶたや古くなった皮膚は膿の原因となると勘違いしている方がいらっしゃいますが、かさぶたができることで傷口を保護し、外部からの細菌を体内に入れないような働きをしてくれます。
陥入爪で炎症が引き起こされている状態であれば、そこまで心配する必要はありませんが、そこから細菌が入り込むと非常に厄介で、感染して余計に治りづらくなってしまうのです。
このように、かさぶたが細菌からの感染を抑えるという重要な働きをしてくれているので、自然に剥がれるのを待った方が良いでしょう。
病院で陥入爪の手術を受けた後にも、爪の角にかさぶたができることがありますが、これは確実に症状が良くなっている証拠なので、あまり自分でいじらない方が良いのです。
とは言え、かさぶたは治るにつれてだんだんとかゆみが引き起こされるものなので、無意識のうちに掻いてしまう可能性があります。
これは、かさぶたになって傷口が治ることで、痛いという感覚からかゆいという感覚に変わるからだと言われております。
陥入爪に関しては掻きづらいところに位置しているので、無意識のうちにかさぶたが取れてしまうことはあまりないかもしれませんが、かさぶたを剥がして細菌が侵入すると更に治るまでに時間がかかるので、自然に完治するまで待つべきです。
かさぶたを剥がしてしまっても傷口が広がるということはありませんが、自然治癒をしっかりと待てば綺麗な状態に戻るので、傷つけないように十分に注意してください。
ただし、陥入爪の場合は、かさぶたができて傷口が治ったとしても、変形した爪を治さなければ、また爪の角によって皮膚が傷ついてしまうので、グッズなどを使って矯正することをおすすめします。
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手術のような即効性はありませんが、自宅で気軽に矯正できるので、積極的に使ってみましょう。